ゴマの足跡日記 2歩目

2019年8月23日に11年過ごしたYahoo!ブログから引っ越してきました。

J1第30節 ジェフ千葉×鹿島アントラーズ(カシマサッカースタジアム)

※テレビ観戦





この試合後、泣いてた。 ここ数年で一番。



録画してた試合を帰宅後に観戦。

もちろん情報はシャットアウト。 LIVEで見るのと同じ状況。


試合は決定機を生かせず、逆にミスから失点。

マイボールになったはずなのに気付けば失っている。

慎重になりすぎてるせいか数的有利な場面も生かせない。

0-3。

付入る隙はあった。 ただそれ以上にジェフのミスも多かった。



試合中、江尻監督から巻に送った言葉を紹介していた。
今週の木曜日、今日のゲームの二日前、江尻監督は巻と話をしたそうです。
その時に巻には江尻監督から
『このチームのエースは周りが何と言おうと、
残り5試合お前がエースだということには変わりはない。
チームのエースはお前なんだ』
と、江尻監督は巻に伝えたそうです。

どうも点を獲る事がチームを引っ張る事だと考えすぎてるんじゃないかという風に
巻が江尻監督には映ったようで。
そこで巻には
『今やれる事をベストを尽くしてくれればいいんだ。
お前はチームの為に守ってくれるし、走ってくれている。
もし点が入らなくったって、走って攻守に貢献してくれてるじゃないか。
更に前で潰れてくれれば周りの点にもなるんだ。
いろいろ考えずシンプルに。
お前は走ってくれればいい。
チームのエースに変わりはないんだ』
と、巻には伝えたそうです。

この日も巻は体を張っていた。

潰れる事でチャンスも作っていた。



録画していた試合を観戦後、すぐにスーパーサッカーが始まった。

残留争いが大々的に扱われている。

その中心がジェフ、そして巻だった。

まるで試合中に言ってた事(上のコメント)とリンクするように。


この時に自分は泣いていた。

拭う事もせず頬をぐしゃぐしゃにして。

試合見終わった直後って事で悔しさもあったと思う。

少なからず映像の影響も。


責任感の強い巻。

2年前、羽生や山岸らと同じく他チームからオファーがあったと思う。

それでもジェフに残ってくれた。

苦しくなる事が分かっているジェフに。

もしあの時移籍してれば日本を代表するFWになってたかもしれない。

光を浴びてたかもしれない。

それでも『ジェフのためにチャレンジしよう それがエースとしての責任』と巻は言った。


いつからだろうか、巻の笑顔を見なくなったのは。 つねに真剣な表情。


お前だけが苦しさを背負わなくていい。

サポーターも背負ってやれるんだから。

だからどんな時でも前を向いて行ってほしい。





残りは4試合。 わずかだけど可能性は残ってる。

泣いてる場合じゃない。 決まってないし、まだ何も終わってないから。

だから最後まで、34節まで戦う。

このJ1と繋ぐ糸を絶対に切らさないために。