ワールドカップも残すところ４試合。
ウルグアイ×オランダ。
前の試合で退場しながらも英雄となったスアレスは出場停止。
攻撃に不安を抱えるウルグアイがブラジルを下して勢いにのるオランダにどこまで対抗できるかに注目してました。
試合は前半、お互い慎重で攻めきれない展開。
なかなかペナルティーエリアまで侵入できずにシュートも単発気味。
そんな状況を打破したのがオランダのキャプテン、ファンブロンクホルスト。
ボールが左サイドに流れてきた所を豪快に左足を振りぬきました。
距離は３０ｍ以上あったでしょうか？ ゴール右上の角に突き刺しましたね！
前半終盤、対するウルグアイもフォルラン。
中央で軽く切り返して前にスペースができたところをこちらも距離関係なく豪快にたたき込んだ！
これで１－１。
互いのキャプテンの豪快な一発で『喝』を入れあった前半でした。
後半もオランダはいまいちパス回しに余裕が感じられない。
支配率と対称的にウルグアイの方がチャンスをうかがってる。
それでも後半も中盤に差し掛かる頃には、お互い仕掛けるシーンも増えてきた。
そして試合が動く。
ファンペルシーがポストになり、左サイドにはたいたボールをスナイデルがカット。
ＤＦに寄せられながらも放ったシュートは勢いはなかったが、コースが変わりゴール右隅に転がり込んだ。これでオランダ勝ち越し！
この時オフサイドポジションにいたファンペルシーかスルーする形になったんだけど・・・。
さらにその直後、中央スナイデルから左サイドでフリーのカイトへ展開。
カイトのクロスに待ち構えてたロッベンが合わせて３点目。
これはウルグアイにとって痛すぎる得点でしたね。
これで互いの状況が逆転し、オランダには余裕が出てきた。
ロスタイムにはトリッキーなセットプレーからウルグアイのペレイラが一矢報いるもここまで。
決勝に進んだのはオランダでした。 ３２年ぶりらしい。
しかし、４分以上あったロスタイムの緊張感はたまらなかったね。
ウルグアイがねばって１点差まで詰め寄っただけに、イケイケな状況でしたから。
いい試合でした。
これで気になるのがドイツ×スペイン。
決勝もですがこのカードもやばいです。
