アウェーのスタンドを埋めるサポーター達
選手は胸のエンブレムを握り締め気持ちを込める
自力残留のできない状態で望んだ最後のアウェー戦
勝つしかない
それなのに先制点を許してしまう。
やはり勢いに乗るチーム、甘くは無かった。
しかし今日は違った。
レイナウドのクロスに巻のヘッド!
勢いは強いとは言えなかったががコースが良くそのままゴールに吸い込まれた。
エースの2ヶ月ぶりのゴールで同点!!
誰もが待っていたゴールで勢いづけたかったがオウンゴールで引き離される。
下村が必死に足を延ばしたが無情にもボールはゴールの中へ。
触らなくても後ろは詰められていたので失点していただろう。
前半1-2で終了。
そして他会場も動き出す。
磐田は鹿島と、東京Vは横浜と。
しかしジェフはさらに失点。
ナビスコカップのファイナリストでもあり勢いに乗るチーム、強かった。
セットプレイから巻がヘッドで流し込み再び1点差に詰め寄ったが
ボスナーの退場もありこのまま試合終了。
2-3の敗戦。
この時点で東京V、磐田が勝ち点1でも加えれば得失点差も含めて残留は絶望的。
東京V×横浜は横浜が1点先制していたが磐田は0-0、
スコアが動かない。
このまま引き分けで手が届かなくなるかと思ったが鹿島の奇跡のロスタイム決勝ゴール。
この結果残留争うする3チームは全て敗戦という結果だった。
そして全ては最終戦へ。
東京Vは川崎と、磐田は大宮と、
そしてジェフはFC東京と。
11試合勝ち無しから始まった2008年。
それが最終節まで望みを繋げている。
ここ5試合勝ててない状況から見ても奇跡と言っていい。
ここまで可能性を残しているのだから絶対にものにしなければいけない。
ボスナーの出場停止という不安要素もあるが、巻の復活という明るい話題もある。
フクアリは満員、残留を決めるには最高の舞台となるだろう。
そこで最後の勝利を上げるかは自分次第。
ここまで支えてきてくれたサポーター達に最高の結果を見せて欲しい。
12月6日(土) 14時30分 全試合同時キックオフ。