百英雄伝 Risingをクリアしました。
幻想水滸伝シリーズを制作したスタッフが作った2DのアクションRPGでした。
現在制作中の百英雄伝の前日譚となるのがこのRisingです。
本編が出る前に前日譚が出るのは結構珍しい気がします。
本作ではCJ、ガルー、イーシャの3人で遺跡の謎に迫っていくお話。
ゲームのボリュームとしては寄り道しながらのじっくりプレイにも関わらず28時間とかなりサクッと終わりました。
トロフィーもコンプリートする時間も含まれてますからね。
ここ最近のゲームにしてはあっさりクリアできました。
Amazonでパッケージ版を買ったんですけど価格が2,800円ほどで、PlayStation StoreでDL版を買えば1,650円とかなり手を出しやすい価格です。
前日譚という事もありこの価格なら妥当なボリュームかと。
今後発売される大作(期待を込めて)の世界観にひと足早く触れられるのも良いんじゃないかなと。
ゲームの方はアクションRPGという事で難易度が気になりましたが、シンプルで初心者でも楽しめるレベルだと思います。キャラごとの固有アクションも最初は戸惑うでしょうけど慣れます。
操作性も良く敵を倒す爽快感もありますね。最初は単発もレベルを上げていけばコンボがボカスカ決まります。ぶっちゃけどうにかなります。
あと背景がとても綺麗なので探索も楽しいです。
ストーリーもCJ、ガルー、イーシャの3人の絡みが面白く、特にガルーが良いですね。
そんな3人が描くメインストーリーの他にクエストが豊富でした。数だけは。
このクエストをクリアする事で街が発展し装備品やアイテムも充実していくのだけど、クエストの中身が本当にお使いレベルで話が薄いんです。ダンジョンの行き来の繰り返しだったりで何回も行くのにダレてしまう人もいるかもです。(ショートカットが用意されてるのでまだマシだけど)
クエストの演出やサブキャラのストーリー性をもうちょっと持たせてくれればプレイ時間も40時間くらいまで伸ばせたのかもしれませんね。
まぁクエストがサクサク終わるので、そこで貰える経験値もどんどん稼げてメインストーリーの方もレベル上げする必要もなく自然と強くなりストーリーを進められたんでしょうね。
ちなみにこの3人が百英雄伝本編のどのような立ち位置になるかはまだ分かりません。(キャラが良かったので脇役ではないと思うけど)
驚いたのがRisingはアクションRPGだけど本編は違うっぽいんですよね。幻想水滸伝のように純粋なRPGなのかも。
もしかしたらアクションパートもあるのかもしれませんが、それでRisingのこの作り込みは素晴らしいです。
どちらにせよ本編は年内発売から来年へ延期になってしまいましたが、期待して待ちます。
百英雄伝、楽しみです。