前後半、そして延長戦、計120分戦い、PK戦。
パラグアイが次々と決めていく中、日本は3人目の駒野の蹴ったボールがバーを直撃してしまう。
残念ながらこの失った1点を取り返すことができず・・・敗戦。
新たな歴史を刻む事を夢見たが、それは4年後のブラジルへ持ち越しとなった。
やはりパラグアイはやっかいなチームでした。
南米特有の嫌らしさと決定機をなかなか作らせてもらえない守りの固さ。
相手に攻めさせることでスペースを作ろうと思っても、
日本からはこれまでのようなアグレッシブさが感じられず。
『先に失点したくない』、決勝トーナメントなのでこれは仕方の無いことだったのかな。
結果論かもしれないけど、もう一歩踏み出す勇気が必要。
その辺で取られたら取り返すという部分では韓国の方が一つも二つも上だ。
だからと言って押されっぱなしでは無い。
自分たちの時間帯では重い足に鞭打って必死に前線まで駆け上がって行ってました。
少ない選択肢の中から懸命にゴールを狙うために。
それでも決定的シーンはパラグアイの方が多かった。
そのピンチもグループリーグで自身を持ったDF陣が体を張ってディフェンス。
その結果が勝敗の行方をPK戦に委ねる事に。
結果、外してしまった駒野だけど誰も責められないよ。
『PKを外すことができるのは、PKを蹴る勇気を持った者だけだ』という
ロベルト・バッジオの有名な言葉もあります。
あの瞬間は世界で最もプレッシャーを感じる場所。 その場所へよく踏み込んでいきました。
もちろん遠藤、長谷部、本田らも。
そこは自分らが思っている以上にスゴイ場所なんだ。
そして川島もPK戦では止められなかったけど、それまで何点も日本のゴールを凌いできましたよ。
新守護神としては最高の仕事をやってくれたと思っています。
そりゃ悔しさが無いわけじゃないです。
その気持ちが大きいのは日本が勝つことに期待していたから。
ワールドカップ前は全然期待してなかった自分がここまで熱くなれたことを感謝したいです。
本当にありがとう。 そしておつかれさまでした。
目標のベスト4には届かなかったけど、下なんか向かずに胸張って帰ってきてもらいたいです。
そして2014年のブラジル大会へ走り出して欲しいです。
その為にはまずJリーグのレベルを上げないといけませんね。
今回のワールドカップをきっかけに多くの方がスタジアムへ足を運んでくれる事に期待します。
ファンが選手を強くするはずですから。
そして同じくらいの興奮と感動を味わう事もできますしね。
宮崎にもJFL ホンダロックがあるので、是非とも応援に駆けつけてもらいたいです。
もちろん次の大会こそ日本代表の中にジェフの選手が入ってきてくれることに期待します。
マーク・ミリガンもお疲れ様。
さて、日本代表の戦いは終わってしまいましたが、ワールドカップはまだまだ続きます。
4年に1度の祭典、最後まで楽しませてもらいましょう。