ゴマの足跡日記 2歩目

2019年8月23日に11年過ごしたYahoo!ブログから引っ越してきました。

2010 FIFAワールドカップ Round of 16 アルゼンチン×メキシコ

ベスト16最後の試合。

日本の試合の後だったけど、スペイン×ポルトガルというこれまた好カード。

見逃せません。

タレント揃えたスペインにC・ロナウド率いるポルトガルがどう挑むか。


試合は・・・圧倒的にスペインでしたね。

素晴らしいパス回しからスペースを作り、ミドルが多かったけどシュートまでしっかり打ってきます。

対するポルトガルはカウンター、もしくはセットプレーでゴールを狙う。

とにかく良いシーンは多いんだけど、連続したものなので文章ではなかなか伝えられませんね(笑)。


シュートはスペインが多いんですけど、決定的シーンを作ったのはポルトガル

前半も中盤にさしかかった頃、DFラインのボール回しからコエントロンが中央からドリブル突破。

そしてラウル・メイレレスからチアゴが強烈なシュートを放つもカシージャスがセーブ。

はじいたボールが上空へ浮かび上がり、ゴールマウスへ吸い込まれようとするも、

押し込もうとしたアウメイダにも負けずに再びカシージャスがはじき出した。


その数分後には左サイドやや遠い位置からポルトガルのFKのチャンス。

キッカーはもちろんC・ロナウド

無回転シュートで狙ったボールはカシージャスの手前で落下。

必死にはじくものの、これはピケがクリア。

絶好のチャンスだったけど、C・ロナウドの見せ場はここだけだったかな・・・。

スペインも攻勢を見せるも前半は両チーム無得点。


後半もペースはスペイン。

細かいパス回しからチャンスを多く作っていきます。

ジョレンテのダイビングヘッドはエドゥアルドがファインセーブ。

ビジャの巻いたシュートもわずかにゴール右に。


そしてそのチャンスの直後、細かいパス回しから得点が生まれます。

シャビ・アロンソが縦に入れて、イニエスタのパスは一度カットされるものの再び拾いシャビへ。

これをシャビがそのままヒールで流して待っていたのはビジャ。

シュートは一度はブロックされるが、今度はふわりと浮かしてゴールの中へ。

スペイン先制。


その後もボールポゼッションを高めるスペイン。

ポルトガルはなかなかボールを奪えずに時間だけがどんどん過ぎていく。

頼みのC・ロナウドも孤軍奮闘といった感じ。 さすがに一人じゃ打破できない。

追いつくどころか突き放されそうな勢いでした。


それでも点差は1。

パワープレーで攻めるも逆にリカルド・コスタがラフプレーを取られて一発退場。

そしてタイムアップ。


強豪対決を制してベスト8に進んだのはスペインでした。

無敵艦隊は良くなってきてますよ。 取られないパス回しは健在。

これでフィニッシュの精度が上がれば一番上まで行けるかもね。


そしてC・ロナウドはここで去ることに。

彼もまた今大会の主役になれなかったか・・・。



さて、これでワールドカップは小休止。

2日間、静かな夜を過ごさせてもらおうかな(笑)。