ベスト16最後の試合。
日本の試合の後だったけど、スペイン×ポルトガルというこれまた好カード。
見逃せません。
試合は・・・圧倒的にスペインでしたね。
素晴らしいパス回しからスペースを作り、ミドルが多かったけどシュートまでしっかり打ってきます。
対するポルトガルはカウンター、もしくはセットプレーでゴールを狙う。
とにかく良いシーンは多いんだけど、連続したものなので文章ではなかなか伝えられませんね(笑)。
シュートはスペインが多いんですけど、決定的シーンを作ったのはポルトガル。
前半も中盤にさしかかった頃、DFラインのボール回しからコエントロンが中央からドリブル突破。
はじいたボールが上空へ浮かび上がり、ゴールマウスへ吸い込まれようとするも、
その数分後には左サイドやや遠い位置からポルトガルのFKのチャンス。
キッカーはもちろんC・ロナウド。
無回転シュートで狙ったボールはカシージャスの手前で落下。
必死にはじくものの、これはピケがクリア。
絶好のチャンスだったけど、C・ロナウドの見せ場はここだけだったかな・・・。
スペインも攻勢を見せるも前半は両チーム無得点。
後半もペースはスペイン。
細かいパス回しからチャンスを多く作っていきます。
ビジャの巻いたシュートもわずかにゴール右に。
そしてそのチャンスの直後、細かいパス回しから得点が生まれます。
これをシャビがそのままヒールで流して待っていたのはビジャ。
シュートは一度はブロックされるが、今度はふわりと浮かしてゴールの中へ。
スペイン先制。
その後もボールポゼッションを高めるスペイン。
ポルトガルはなかなかボールを奪えずに時間だけがどんどん過ぎていく。
頼みのC・ロナウドも孤軍奮闘といった感じ。 さすがに一人じゃ打破できない。
追いつくどころか突き放されそうな勢いでした。
それでも点差は1。
パワープレーで攻めるも逆にリカルド・コスタがラフプレーを取られて一発退場。
そしてタイムアップ。
強豪対決を制してベスト8に進んだのはスペインでした。
無敵艦隊は良くなってきてますよ。 取られないパス回しは健在。
これでフィニッシュの精度が上がれば一番上まで行けるかもね。
そしてC・ロナウドはここで去ることに。
彼もまた今大会の主役になれなかったか・・・。
さて、これでワールドカップは小休止。
2日間、静かな夜を過ごさせてもらおうかな(笑)。