FIFAが主催する大会で優勝するのは男子を含めて日本サッカー界初。
決して大きくない、笑顔の似合うなでしこ達が本当に大変なことをやってくれましたよ。
今大会、平日にも関わらず寝不足と戦いながら全試合リアルタイムで見てました。
正直ここまでやってくれるとは思ってませんでしたが、どこかで期待していたかもしれません。
おかげでワールドカップをかかげた瞬間は涙が溢れそうになるくらい感動的でした。
グループリーグ初戦、ニュージーランド戦では格下相手にてこずるものの、
永里、そして宮間のFKでなんとか下し、
第2戦のメキシコ戦では澤がハットトリックを決めて快勝。
1位通過をかけた第3戦のイングランド戦には0-2で敗れ、
結果準々決勝で開催国の強豪ドイツと戦うことになってしまった。
そのドイツ戦、ホント苦しい試合でしたね。
攻め込まれるもギリギリのところで耐え凌ぐ日本。
海堀だけではなく、みんなが最後の砦となって必死に守ってた。
そして無得点のまま延長戦へ。
その延長後半、澤の裏を狙うパスを受け取った丸山が角度は無かったけど見事にゴールに突き刺して先制。
その後、最後までしっかりと守り抜き初のベスト4進出。
危なげなくメダルを確定させた。
ドイツ戦も苦しかったけど、この試合もそれ以上に死闘となりました。
序盤、なかなか落ち着かない日本に対して容赦なく襲いかかってくるアメリカ。
それでも徐々に調子をパスを回せるようになり、ペースを取り戻して行った。
しかし先制したのはアメリカ。
後半から途中出場したモーガンに決められた。
決定的シーンは圧倒的にアメリカの方が多かっただけに、ドイツ戦のように無得点で行きたかった。
しかし、終盤にさしかかろうとした所で宮間が決めてくれたよ。
右サイドからのクロスに丸山がつぶれ、アメリカDFがもたついているところを押し込んだ。
そして延長戦へ。
延長前半終了間際、ここでまたしてもアメリカに勝ちこされる。
ワンバックのマークをはずしてしまい、フリーでヘッドを叩き込まれてしまった。
正直『ここまでか・・・』と思いましたよ。
だけどなでしこ達は諦めてなかった。
延長後半終盤のCK、宮間が蹴った低いボールを澤がニアで上手く流し込んで再び同点。
この後岩清水が退場となってしまうが、そのままPK戦へ突入。
ここで魅せてくれたのが海堀だった。
1人目ボックス、そして3人目のヒースを見事ストップ。
なでしこは最後に熊谷が蹴りこんでPK戦を制した。
実に25度目にしてアメリカ戦初勝利。 それが初優勝となるのだから凄い。
試合を振り返っても諦めずに2度も追いつけた事が素晴らしいよ。
そして佐々木監督を中心に笑顔が何度も見られた事がよかった。
澤も大会5ゴールで得点王となり、更にMVPも獲得とこれ以上ない記録を残すことができたしね。
そしてワールドカップをかかげた瞬間、
金色の紙ふぶきが舞う中で喜び合う選手たちの笑顔は本当に輝かしかったですね。
それを乗り越えてさらに強くなっていってほしいよ。
そのために我々サポーターも彼女らの力になるために少しでも試合に足を運びたいですね。
ドイツ戦のゴールはジェフサポとして誇りに思います。