厳しい状況下で、価値あるドロー
チーム内に新型コロナウイルス陽性者が確認され、濃厚接触者も複数名出てしまうという難しい1週間だったと思います。そんな中で迎えたモンテディオ山形戦。
スターティングメンバーを見てもルーキーの西久保、新加入の佐々木、リザーブには同じく新加入の篠原、佐久間、更には17歳の矢口駿太郎が入りました。
とにかく失点をしない為のフォーメーションだったと思います。5バック気味の並びとアンカーの位置に入ったチャン ミンギュ。そこからボールを奪えれば速攻で見木、サウダーニャ、ソロモンで点が取れればと。前半は上手くハマり山形を攻めあぐねさせる事ができました。中盤で引っ掛けてはサウダーニャやソロモンの長所を活かしたプレーでチャンスを作る。惜しいシーンはあったけど無得点。後半は山形にボールを回されてはディフェンスをこじ開けられそうになるけどギリギリの所で死守。特にチャン ミンギュの獅子奮闘の活躍は成長と頼もしさを感じました。結局後半はなかなか流れを取り戻すことができずにチャンスもあまり作れずにスコアレスドロー。それでもそれぞれのポジションの選手達が死力を尽くして戦い抜いた姿が不思議な達成感を感じました。若い選手達もスコアレスの緊張感漂う中頑張っていたと思います。思いがけないメンバー編成だったかもしれませんがこの経験が大きなものになって今シーズンの大きな力になってもらいたいです。そしてフクアリでの勝利を味わってほしいですね。期待しています。
【10位(↓)】勝ち点4
1勝1敗1分 得点2 失点2(±0)
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