ゴマの足跡日記 2歩目

2019年8月23日に11年過ごしたYahoo!ブログから引っ越してきました。

2010 FIFAワールドカップ Round of 16 ドイツ×イングランド

ベスト16絶好のカード、ドイツ×イングランド

強豪対強豪の引き分けなしのガチ対決ですよ。

非常に楽しみでした。 (爆睡してしまってて録画観戦でしたがw)



序盤はお互い慎重なのか静かな立ち上がり。

シュートもDFに阻まれるか大きく枠をはずす。


試合が動いたの中盤にさしかかった頃、

ノイアーゴールキックがそのまま相手DFの裏へ。

それにクローゼとアップソンが競り合い、勝ったのはクローゼ。

目いっぱい足を伸ばして触ったボールはジェームズをすり抜けゴールの中へ転がり込んだ。

1-0とドイツ先制。


この後徐々に試合が動き出し、

ドイツが巧みなパス回しで襲い掛かればイングランドも一発を狙ってくる。

デフォーのヘディングはバー直撃。

しかし、イングランドはどうも攻めに厚みがない。

大げさに言えばハーフラインから先に人がいない印象。 ジェラードも少し消えてる。


そして追加点はまたもやドイツ。

中央エジルから右サイドのクローゼへ。 ダイレクトパスからミュラーが抜け出しゴールへ突進。

DFが寄せてきた所を逆サイドからフリーで走りこんで来てたポドルスキへふわりとしたパス。

トラップが少し乱れて角度がやや厳しくなるも冷静に流し込み2点目。


調子が上がらないイングランドなだけに、これで勝負あったと思いました。

しかしその数分後、右サイドからのショートコーナーからジェラードがクロス。

ヘッドで合わせたのはアップソン。

これで再び1点差。 また分からなくなってきた。


そして事件がおきたのはその得点の数分後。

ドイツのゴール前でデフォーとDFが競り合い、こぼれてきたボールをランパードがシュート。

ループ気味のボールはGKの頭上を追い越しバーにあたりながらもゴールの中へ落下。

バウンドしたボールは再びゴールから戻ってきてGKキャッチ。

これがノーゴールの判定。

リプレイ見たらボールは完全にゴールの中。 これは大きなミスジャッジ。

それでも会場のビジョンには映像は流れなかったらしく、大きな騒ぎにはならなかった。

イングランドサポーターが多いだけに大変な事になる事を予想した判断なのかね?

それでもイングランドは1点損した事には変わりない。

ハーフタイムに入るのも1点ビハインドと同点じゃ全然違うし。

白熱した試合になってきてただけに水をさされた形。


しかし後半序盤から攻勢をかけるのはイングランド

ミスジャッジが引き金になった感じか。 ルーニーもどんどんボールに絡んでる。


しかし得点が入ったのはドイツだった。

イングランドのFKのチャンス。

ランパードの蹴ったボールは壁に当たり、混戦からボールをキープしたのはドイツ。

カウンターからミュラーが一気に逆サイドのシュバインシュタイガーへ。

シュバインシュタイガーがドリブルで攻め上がり、この時点で数的有利の状況。

中へ切り込んだところをフリーになったミュラーに再びパス。 しっかり決めた。

これで3-1。

いやいや、見事なカウンターでした。 素晴らしい!!!


これでイングランドは切れちゃったかな~。

得点直後、ドイツゴール前の混戦から左サイドを走るエジルにロングパス。

これを上手くコントロールしてどんどん駆け上がっていく。

そしてそのままゴールエリアへ侵入して行き、中央へラストパス。

最後は逆サイドを走りこんでいたミュラーが押し込んで4点目!!

若い2人のゴール。 これも素晴らしいカウンターでした。


イングランドはもうこれで絶望的な状況。

終盤にジェラードがやっとゴール前に侵入して決定的なシュートを放つもノイアーファインセーブ!

ルーニーも結局輝けなかったな。 今大会主役候補だったんだけど。

ミスジャッジはあったものの、結局4-1でドイツの完勝。


イングランドは結局、初戦のグリーンのミスから歯車が狂ってしまったままだった。

あれを勝ちきってれば1位通過でまた別な結果になってたかもしれないしね。

ま、結果論だけど。


そしてドイツ、ベテランの集まりってイメージがあったけど違うね。

今大会はエジルミュラーといった若い選手が躍動してる。

グループリーグ苦戦してたけど、こういった若手が調子乗ればどんどん上にいけるはず。

エジル、楽しみな選手です。