ゴマの足跡日記 2歩目

2019年8月23日に11年過ごしたYahoo!ブログから引っ越してきました。

植村花菜 『トイレの神様』

昨日に続いて音楽記事いかせてもらいます。


職場ではいつもどおりラジオからは曲が流れてました。

自分の好きな曲でも流れない限りほとんど意識して聞きません。


ある日、ふと耳に入ってきて残った曲がありました。

1回聞けば覚えられるすごくシンプルで優しいメロディと歌声。

そして歌詞。 これがホント泣けてくるんです・・・。

8分以上の長い歌ですが、曲名だけで判断せず一度は聞いてみてください。

植村花菜 『トイレの神様


トイレの神様 植村花菜 PV
小3の頃からなぜだか
おばあちゃんと暮らしてた
実家の隣だったけど
おばあちゃんと暮らしてた

毎日お手伝いをして
五目並べもした
でもトイレ掃除だけ苦手な私に
おばあちゃんがこう言った

トイレには それはそれはキレイな
女神様がいるんやで
だから毎日 キレイにしたら 女神様みたいに
べっぴんさんになれるんやで

その日から私はトイレを
ピカピカにし始めた
べっぴんさんに絶対なりたくて
毎日磨いてた

買い物に出かけた時には
二人で鴨なんば食べた
新喜劇録画し損ねたおばあちゃんを
泣いて責めたりもした

トイレには それはそれはキレイな
女神様がいるんやで
だから毎日 キレイにしたら 女神様みたいに
べっぴんさんになれるんやで

少し大人になった私は
おばあちゃんとぶつかった
家族ともうまくやれなくて
居場所がなくなった

休みの日も家に帰らず
彼氏と遊んだりした
五目並べも鴨なんばも
二人の間から消えてった

どうしてだろう 人は人を傷付け
大切なものをなくしてく
いつも味方をしてくれてた おばあちゃん残して
ひとりきり 家離れた

上京して2年が過ぎて
おばあちゃんが入院した
痩せて細くなってしまった
おばあちゃんに会いに行った

「おばあちゃん、ただいまー!」ってわざと
昔みたいに言ってみたけど
ちょっと話しただけだったのに
「もう帰りー。」って 病室を出された

次の日の朝 おばあちゃんは
静かに眠りについた
まるで まるで 私が来るのを
待っていてくれたように
ちゃんと育ててくれたのに
恩返しもしてないのに
いい孫じゃなかったのに
こんな私を待っててくれたんやね

トイレには それはそれはキレイな
女神様がいるんやで
おばあちゃんがくれた言葉は 今日の私を
べっぴんさんにしてくれてるかな

トイレには それはそれはキレイな
女神様がいるんやで
だから毎日 キレイにしたら 女神様みたいに
べっぴんさんになれるんやで

気立ての良いお嫁さんになるのが
夢だった私は
今日もせっせとトイレを
ピカピカにする

おばあちゃん
おばあちゃん
ありがとう
おばあちゃん
ホンマに
ありがとう

自分は植村花菜さんを今まで知りません。


この曲は宮崎のラジオでは8分強あるにもかかわらず全て流してくれました。

リスナーからは『感動した』とか『泣けた』と言ったお便りが殺到。


実はこの曲、まだ発売されてないんですよね。

3月20日に発売される『わたしのかけらたち』というミニアルバムに収録されてるようです。





ふぅ・・・、こんな泣ける歌なんて久々に聞いたな・・・。

何かしばらくこんな気持ちを忘れてたかも。