後編です。
煽りＶでとうとう出た、『１／７,０００,０００,０００』。
約５年前のまだ細かった頃の映像が出たが、改めてその変貌ぶりに驚いた。
Ｋ－１も制してるだけに、どこまでいけるかも楽しみ。
対するトッド・ダフィーもＫＯ率が高く、ヘビー級らしい激しい試合が予想された。
開始早々パンチで攻め込んだトッド・ダフィー。
もつれながら打ち合った所にアリスターの右フックが入って動きが止る。
一度は立て直したかに見えたけど、アリスターの膝が入って崩れ落ちた。
わずか１９秒の秒速ＫＯ！ この男強すぎる！！
もう負ける姿なんか想像できなくなってきてるよ。 さぁ、次どんな試合が組まれるかが楽しみだ。
地上波の煽りＶでバンナが秋山を粉砕したシーンが見れた。 そうだったんだ。
石井はＡＫＢの曲で入場。 やっぱり若い兄ちゃんなんだな～。
序盤は石井がテイクダウンを奪い、有利なポジションを取りにかかる。
だけど体格差があるから思うようにはいかない。 というか、バンナが意外と総合への対応が上手かった。
２ラウンドからはスタミナの切れたバンナ相手に何か見せて欲しかったけど、
結局最後までディフェンスを崩せず。
判定こそ３－０で石井が勝利したものの、場内ブーイング。 小川直也の解説もチクチク痛かったね。
スカ勝ちでもしないとこのブーイングは無くならないんじゃ？
３人目って・・・。 何かいろいろと雑だったぞ(笑)。
しかし、試合の方はこういうノリとは対称的に残酷な結末。（いや、残酷繋がりか？）
打ち合いから桜庭の右耳から出血。
タイムストップから一度は再開されるが、桜庭がタックルに行ったところで出血が酷くなり再度ストップ。
そしてそのままドクターストップとなった。
耳が・・・取れちゃったってさ・・・(怖)。 正確にはちぎれかけたようで。
地上波でもプラプラしてる耳が見えちゃったよ。
昨年は青木が廣田の腕を折る瞬間を見ちゃったけど、今年はさらに酷いし怖い。
幸い試合直後に手術して耳はくっついたようだけど・・・、桜庭～いつかリングで死ぬんじゃないの～(泣)？
Ｋ－１ルールだがウィッキーはいつもどおりノーガードスタイル。
１ラウンドはウィッキーの右フックやハイキックが炸裂するシーンがあった。
大和は攻めずらいのか手数が少なかった。
２ラウンドは大和のローに対してウイッキーの面白いパンチが入ってた。
そして３ラウンド、共に打ち合い、このままならウィッキーだっただろうけど、
終盤大和のパンチが当たりだして盛り返した。
面白い展開だったが、それでも３ラウンドでは決着つかず。
判定、３人中２人が差をつけずにドロー決着だった。
ウィッキー、Ｋ－１で見てみたくなったよ。
煽りＶで言い訳してた(笑)。 そして桜庭、田村ともやりたいって言ってた。
試合のほうは映像を見つけられなかったので見てないです。
判定３－０でジェイソン・ハイ勝利。
現段階では川尻の相手としては最適なんじゃないかな。
１ラウンドは川尻がテイクダウンを奪って、上からパンチを当てていく。
力でねじ伏せられたトムソンは自由を奪われ、足掻く事しかできてなかった。
ようやく解放された２ラウンド、トムソンはいきなり川尻に飛び掛るもかわされ、
逆にテイクダウンを奪いそのまま肩固めに。
これは逃げられるが、それでも川尻が上から圧倒し続ける。
３ラウンド終盤にスタンドでの攻防になった時にややヒヤリとしたが、
終始試合をコントロールした川尻が判定３－０で完勝。
ここ最近(アルバレス戦以来？)打ち合う川尻を見てないが、それでもトムソンに何もさせなかったのはスゴイ。
これで川尻は今年アメリカへ乗り込むんだろうか？
『夢を川尻が取り戻す』、是非そうなって欲しい。
今大会メインマッチ。
しかし内容はタイトルマッチでよく見られる慎重な展開。
しばらく睨み合いが続く中、ビビアーノがテイクダウンを成功されるも高谷は脱出。
高谷も前回戦った時は連戦で体も温まってただろうからいい感じに攻めれたんだろうけど、
今回はなかなか打ち合いに行けなかったな。
ビビアーノもなかなかタックルに行けない。
２ラウンドこそややアグレッシブになったが、地味な展開は変わらない。
コーナー際での膝やテイクダウンを奪った数でビビアーノがやや有利だと感じたが、
最後の最後にビビアーノが引き込んでしまった。
ここで高谷がパウンドを浴びせポイントを稼げたか。
判定３－０で高谷がフェザー級新チャンピオンとなった。
１５試合中８試合が判定、１試合がドクターストップ、１試合が不戦勝と、
地味で微妙な感じになっちゃったかな？
アリスターや青木vs自演乙の試合は序盤に放送された事もあって、かなり盛り上がったんだけどね。
その後が続かなかった。 その辺で紅白をぶっ飛ばせなかったかな。
確かに２００９年大会と比べたら見劣りはする。 だから今年は２００８年大会に近づきたいもんだ。
２０１１年、格闘技界の復興と、ＤＲＥＡＭ勢が世界へリベンジを果たしてほしい。
頑張れニッポンの格闘技！！
