ゴマの足跡日記 2歩目

2019年8月23日に11年過ごしたYahoo!ブログから引っ越してきました。

FieLDS Dynamite!! ~勇気のチカラ 2010~ 前編

イメージ 1

2010年、最後の日に“ダー”をむかえてしまった。 なんなんだ? 一体どうしたんだ? 俺(笑)。

木劇場は置いといて、昨年大晦日に行なわれたDynamite!!、その感想を。


昨年は魔裟斗引退試合SRCとの対抗戦があったけど、今回は明確なテーマが見つからなかった。

オープニングは格闘技の聖地でもあり、大晦日に欠かすことのできなくなった

さいたまスーパーアリーナ』の10年を1人のファンの視点から振り返るものだった。
イメージ 2

INOKI BOM-BA-YEからPRIDE 男祭り、そしてやれんのか!、Dynamite!!、

こういう映像は嫌いじゃないです。

2006年の不滅や、今年最後かもと思った2007年、その部分にすごく共感して涙でそうになりました。

今現在苦しい状況の格闘技界だけど、やっぱりこれがないと年が越せません。
イメージ 3

そして映像は2010年を振り返るものに。 合間に見れる選手たちの笑顔が佐藤大輔さんのなせる業。
イメージ 4  イメージ 5

そして出場全選手の登場。 DREAMのテーマが使われてた。
イメージ 6

試合数が多いせいか、後半選手の名をコールするペースが激しく早くなったが(笑)。

慌しさが残る中、試合の方へ。

第1試合 鈴川 真一 vs ボブ・サップ

アントニオ猪木プロデュースIGF特別ルール

ボブ・サップが戦意喪失し控え室に引きこもり、鈴川の不戦勝。


ボブ・サップにはもう呆れるわ。 これで2回目だっけ?

谷川さんはTwitterで『僕の記憶から抹消』って言ってるし(笑)、もう見ることは無いだろうね。



第2試合 アンディ・オロゴン vs 古木 克明

DREAMウェルター級ワンマッチ

横浜ベイスターズの4番、古木の格闘技デビュー戦。

アンディも久々だけど、普段何やってるんだろ?


序盤アンディの打撃を食らい終わったかと思ったが、意外にタフ。 組み付いて耐え凌いだ。

打撃は距離感もまだつかめてないようでちょっと危なっかしかったけど、

グラウンドではアームロックや三角締めを狙ったりとそれなりに様になってた。

だけど最後のアンディの打撃が決め手になったか、判定3-0でアンディ勝利。


古木はデビュー戦ながらよくやったと思う。

でも元横浜の4番として打撃の面を強化して行ったほうがテレビ的にも扱いやすいかもね。



第3試合 宮田 和幸 vs 宇野 薫

イメージ 7  イメージ 8
DREAMフェザー級ワンマッチ

2人共35歳、煽りVを見て知りました。

今まで最前線で戦ってきて陰りが見える宇野か、遅咲きながら進歩し続ける宮田か。


1ラウンドはスタンドでの攻防が続き、この辺はさすがに宇野の方が勝ってたと思う。

しかし2ラウンドに入って宮田が宇野のバックを取ると、ジャーマン炸裂!! さらにもう一発!!

実況席でやっぱりはしゃぐ元気(笑)。

さらに宮田は離れ際にハイキックも見せた。 あと、宮田のローもかなり効いてた様子。

3ラウンドにもジャーマンを決めた宮田が結局判定3-0で勝利。


フェザー級転向後勝ち続けてる宮田、そろそろ次組ませる相手も大事になってくるんじゃない?



第4試合 所 英男 vs 渡辺 一久

DREAMフェザー級ワンマッチ

癌と戦う仲間の為に勝ちたい所。 そして対称的なキャラの渡辺。


グランドじゃ圧倒的に所。

腕十字やアームロックなどあらゆる寝技で仕留めに行くけど、渡辺のパワーが凄すぎる!

力技でこんなに何とかなるもんなの!? 試合中のパフォーマンスもよくやるわ。

だけど相変わらず相手に付き合っちゃう所も所だ。 だから試合が面白くなるんだけどね。

試合は3ラウンドにようやく腕十時がガッチリ決まって所勝利。


渡辺の凄さに沸いた反面、所の詰めの甘さを感じた試合だった。

渡辺一久、また総合で見たいな。



第5試合 ミノワマン vs 泉 浩

DREAM無差別級ワンマッチ

この試合、何故かミノワマンの入場見せていきなりファイナルラウンド。


泉に倒され何もできないミノワマン、立っても簡単に倒される。

そして一方的に打撃を浴び何もできないままレフリーストップ。

1ラウンド、2ラウンドは見てないけど、雰囲気から泉の完勝だったんだろうね。



第6試合 セルゲイ・ハリトーノフ vs 水野 竜也

DREAMヘビー級ワンマッチ

今年DREAMで主役の一人に持ち上げれたれてた水野。

しかしハリトーノフの壁はまだまだ高かった。 そもそも体格にも差があったよ。

水野の右フックがヒットしたときには『おっ?』と思ったけど、

ハリトーノフの右ストレートでよろめき、膝を食らってKO。


水野にはまだまだ頑張って欲しいな・・・。 適した相手がいないもんか・・・。



第7試合 京太郎 vs ゲガール・ムサシ

イメージ 9  イメージ 10
K-1ヘビー級ワンマッチ

K-1勢のリベンジ。 佐藤さんの煽りVだと試合に対する重みがこうも違うものなんだね。

だけど、K-1 GPバリバリ現役の京太郎と総合最強ムサシの1戦はどうなるか予想つかなかった。


パンチで攻めるムサシとローキックの京太郎、しかし1ラウンドから京太郎のローが効きだしてた。

2ラウンド序盤こそ京太郎のラッシュに後ずさりしたが、一瞬の隙からムサシの右フックを貰ってダウン。

何とか耐え切って迎えた3ラウンド、京太郎も打たれながらムサシへ向かって行ったが崩しきれなかった。

結局判定3-0でムサシ勝利だった。


ただ、ムサシもK-1のタフさを感じた一戦だったんじゃないかな。 結構ローに弱かったし。



第8試合 青木 真也 vs 長島☆自演乙☆雄一郎

イメージ 11  イメージ 12
DREAM特別ルール 1R3分(キックルール)・2R5分(DREAMルール)

バカvsオタク、それ以前にK-1と総合のミックスルールでもあるし非常に微妙なカードだった。

青木も確かムエタイやってるし、自演乙の攻撃を3分耐えられれば楽勝なんだろうな~と。


1ラウンドは予想通り自演乙ペース。

それを反則ギリギリ・・・というか反則気味に青木が組み合ったり飛んだりして時間を稼いでいく。

まったく付き合わない青木。 自演乙にとってたった3分じゃ短すぎ。

だけどK-1ファイターのオープンフィンガーグローブ着用って結構脅威なんじゃ?とも思ってた。

そして1ラウンドも残りわずか、それが青木の寝技ショーへのカウントダウン。

しかし事件は起きた。

2ラウンド開始早々、タックルに行った青木の顔面に自演乙の膝がクリーンヒット!

そのまま失神した青木に自演乙がとどめのパウンドを叩き込みレフリーがストップ。

まさかまさかの衝撃KOだった。


もう100%近いほとんどの人が目を疑ったんじゃないかな?

自演乙もタックルに来る瞬間を狙ってはいたんだろうけど、あそこまでキレイに決まるとは。

恐らくさいたまスーパーアリーナが今日一番爆発した瞬間だっただろう。

クールな魔裟斗も大興奮してた。 サプライズとはこの事だ。





今年も字数がオーバーしちゃったので、2つに分けます。
ご了承ください