ゴマの足跡日記 2歩目

2019年8月23日に11年過ごしたYahoo!ブログから引っ越してきました。

DREAM.16 子供の為に戦う男を、父親と呼ぶ

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今年はDREAM13、14、15と行なわれて、4度目の興行。

DREAM.16です。

開催地である名古屋は昨年4月のDREAM.8以来。

今回はなんと言っても久しぶりの地上波放送! 今年最初で最後なんだよね。

フジテレビもK-1放送が少なくなったし、ホント格闘技には辛い世の中だ。


DREAM.16、今回は全10試合。

KIDが不在だけど、桜庭や所をはじめ、それなりに地上波向けの豪華で派手なメンバーが揃ったと思います。


地上波ではもちろんオープニングや煽り映像はカットされてたので、それらはYouTubeでチェック。

まずは甲冑着てドラムを叩く『世界のTK 高阪剛』にビビってたじろいた(笑)。
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大河ドラマに出た勢いか?

だけど、見れば見るほどこのオープニングの音楽とドラムを熱く叩く高坂氏にハマって行く。

カッコいい・・・(笑)。
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結婚、出産ラッシュにも驚いたけどね(笑)。



第1試合 川口 雄介 vs ジェームス・トンプソン

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試合は昨日決まりました・・・。

川口のメガトン級王者って響きがなんか熱い。

だけど試合は地上波ではカットされました。

判定2-1で川口の勝利。

何かジミー・アンブリッツの影が見え隠れするのは自分だけ?



第2試合 石田 光洋 vs 西浦“ウィッキー”聡生

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ハイライト見ただけなので試合内容は分かりません。

判定2-1で石田が勝利。

石田が終始上になり続けたのが勝利へつながったのかな?・・・と予想。



第3試合 宮田 和幸 vs リオン 武

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この試合もハイライトで見ただけ。

ただ、宮田のジャーマン2連発はインパクト大!! 須藤元気のはしゃぐ声に笑った(笑)。

試合は判定3-0で宮田の勝利。

リオンも楽しみにしてたんだけどね。 見たかったな。



第4試合 所 英男 vs ヨアキム・ハンセン

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所、調子に乗って引っ越したの(汗)?

引っ越した先が42階で死神の部屋って・・・。 BGMも『死神に出会う時のように』だし。

演出かもしれないけど、今回の所にはVTRからとことん覇気が感じられなかった。

ハンセンには勝てるわけないとか本気で思ってたかも?


試合はいきなりハンセンの蹴りが所の股間に。

その後所が素早い攻撃からハイキックを見せたが、あっさり倒されパウンドを食らうはめに。

ハンセンのパンチ強いね!

防戦一方の所、ハンセンは確実に三角締めで仕留めにかかる。

叩きつけたりして足掻こうとするけど、ハンセンの足は外れることなく。

所の完敗。

面白い試合になるかと思ったんだけどね。 ここまで差があるとは。

非常に残念な試合でした。


今回水野が見せてたような周りを引き付ける熱をもう一度見せられるか、気合見せろ。



第5試合 小見川 道大 vs コール・エスコベド

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小見川の試合もハイライトのみ。

1ラウンド2分半で決まるんなら、石井の試合2回も放送しないでこの試合流してくれたらいいのに(怒)。

小見川がエスコベドの右腕決めてエスコベドたまらずタップ。

小見川のKO勝利。


煽り映像見たけど、あれ小見川の奥さん? 美人だしナイスバディだし(笑)。

クソッタレって言ってるけど、小見川やるぅ~~♪



第6試合 高谷 裕之 vs チェイス・ビービ

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高谷って強豪と呼ばれる相手を片っ端からどんどん当てられてる気がする。

小見川やビビアーノには負けたけど、勝ち方といい試合はすごく面白いよ。

今回もビービ相手に左フックとパウンドで鮮やかにしとめた。

ビービも連敗してたし、かなり本気だったと思う。

いやいや、こんなに強いのに上には小見川がいるんだよね。

どうなるんだろ? ビビアーノ戦が先?



第7試合 ミノワマン vs 石井 慧

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まさか石井がDREAMで出てくるとは思いませんでした。

日本では大晦日の吉田戦以来。(結局雷電杯って何だったんだろ?)

しかもその相手がミノワマン。 何か魅せてくれるんじゃないかと期待してたけど・・・。


試合は序盤、パンチで攻め込むミノワマンを石井があっさり組み付いてグラウンドへ。

体格差があるからミノワマンが返しきれない。

スタンドへ戻っても石井がテイクダウンを奪いに来る、それの繰り返しになってしまった。

石井は慎重すぎたね。 勝利にこだわったというか。 もっと強引に行く試合を見たかった。

強引に腕狙いに行ったりすれば、見てるほうも力入ったかもしれないのに。

確かに大晦日の時に比べてずいぶん格闘家らしい構えにはなってはいたけどそれくらい。

試合も結局沸いたのはミノワマンが魅せた奇襲攻撃くらいだったか。

体格差の関係で優位に立ってた石井が判定3-0で勝ったけど、正直期待はずれな試合だった。

なのでお茶の間へのインパクトは薄かったかな。 強い石井は見せられてないです。


試合後、K-1出させてくれないかって言ってたね。



第8試合 青木 真也 vs マーカス・アウレリオ

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DREAM.15でPRIDEとはケジメをつけたと思ってたんだけどね。

どうしても五味vsアウレリオが出てくるのはしょうがない。

この試合は地上波じゃ所々カットされてたので、YouYubeで見ました。(英語実況だけど・・・)


試合はシャオリン戦の時みたいにスタンド勝負も予想したけど、今回は自分の戦い方をしてた。

グラウンドで密着状態でのパウンド、地味だけど凄いというか残酷というか、やられる方はかなり辛いだろう。

青木らしいよ。

試合は判定決着だけど、圧倒的な技術の差で青木勝利。 完勝だ。


とりあえず生まれてくるお子さんが男だったら間接バキバキで(笑)。



第9試合 桜庭 和志 vs ジェイソン“メイヘム”ミラー

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石井とミノワマンの入場シーンは見せたくせにメイヘムの入場はカットされた。

このカードは入場含めてひとつだろ。

はぁ、TBSはTBSだ(怒)。 YouYubeで見たけどね。

メイヘムはセクシーなダンサーを引き連れてかっこよく入場。

桜庭は映像でTKのドラムをバックに同じ歳のバカボンのパパの姿で登場(笑)。 TK・・・(爆笑)。

もういいよ、面白いから好き勝手やってちょうだい(笑)。

それにリスペクトし合う2人の『FANTASISTA闘魂伝承MATCH!』、

試合も楽しみでしょうがない。


試合はゴング直後、両者の『押忍』の構え(?)からワクワクさせられる。

まずはスタンドでの攻防、一撃一撃に緊張感がある。

桜庭がタックルに行くがメイヘムに見切られ強烈なパウンド。 これがズシリと重い。

桜庭も足関節を狙いに行くけど上手く取れずにパウンドを浴び続けてしまった。

そのまま肩固めされて桜庭初のタップ。 力負けか~。

それでも桜庭の火はまだ消えてない様子。

でも煽り映像でも言ってたけど、いつか桜庭がいない時代が来るんだよね。

それを考えるとゾッとします。



第10試合 ゲガール・ムサシ vs 水野 竜也

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ライトヘビー級王座決定戦

水野みたいにガムシャラで真っ直ぐな選手はすごく応援したい。

だけど、ムサシはマヌーフと比べ物にならないくらい強すぎたよ。

ゴング直後、様子見のムサシに攻めていくシーンは可能性を感じた。

ラッキーでもいいので一発当たれば奇跡が起きると。

だけどやっぱりムサシはクールだ。 どうやってし止めようか冷静に狙ってる気がした。

水野もグラウンドから立ち上がって上になった時にそのまま攻め込めばよかったんだけど、一息ついちゃったね。

最後は後ろから首を取られてギブアップ。 ムサシが強すぎた。

でも、水野も魅せれるんだからこれからもアグレッシブに行って欲しい。





今回久しぶりの地上波放送だったけど、石井をメインに置いたせいか地味に感じたかな。

もちろん高谷の試合とかハンセンの試合でKO決着で盛り上がった部分もあったけど、

最後にもう1回石井の試合を流した所でまた冷めてしまった。

『え?これで終わり?』って思った人も多かったんじゃないかな?

上にも書いたけど、小見川の試合を見せて欲しかったのと、ムサシの試合で締めくくって欲しかった。

亀田の試合との兼ね合いと、編集作業や時間調整が大変だったのは分かるけど、

そこはプロなんだから頑張って欲しい。

放送してくれるだけありがたいんだけどね(苦笑)。



さて、今年のDREAMはこれで終了らしい。

早いもんで次は大晦日、無事に迎えられればいいな。 3ヶ月あるのでいいカード楽しみにしてます。


頑張れ、日本の格闘技!