１１月２２日 ＪＦＬ ホンダロック×ガイナーレ鳥取 観戦記 ｉｎ 小林

Ｊリーグがクライマックスのように、ＪＦＬもクライマックス！

今日の試合はＪＦＬ後期第１６節。

今節含めて残り２試合です。

後期１５節終了時の順位は、

順位　チーム名　　　　　　　　　　　　勝ち点　得失点差
　１　ＳＡＧＡＷＡ ＳＨＩＧＡ ＦＣ　　６０　　＋２２
　２　横河武蔵野ＦＣ　　　　　　　　　５６　　＋２２
　３　ニューウェーブ北九州　　　　　　５４　　＋１７
　４　ソニー仙台ＦＣ　　　　　　　　　５３　　＋１４
　５　ガイナーレ鳥取　　　　　　　　　５２　　＋２６
　６　町田ゼルビア　　　　　　　　　　５０　　＋７
　７　Ｈｏｎｄａ ＦＣ　　　　　　　　 ４８　　＋１３
　８　ＴＤＫ ＳＣ　　　　　　　　　　 ４６　　－１３
　９　ＭＩＯびわこ草津　　　　　　　　４５　　＋７
１０　佐川印刷ＳＣ　　　　　　　　　　４４　　＋１０
１１　Ｖ・ファーレン長崎　　　　　　　４３　　－３
１２　ジェフリザーブズ　　　　　　　　４１　　－７
１３　流通経済大学　　　　　　　　　　４０　　－１２
１４　ホンダロック　　　　　　　　　　３９　　－１
１５　アルテ高崎　　　　　　　　　　　３９　　－１１
１６　ＦＣ琉球　　　　　　　　　　　　３５　　－１５
１７　ＦＣ刈谷　　　　　　　　　　　　２７　　－２６
１８　三菱水島ＦＣ　　　　　　　　　　１５　　－４０

ＪＦＬは下位２チームが入れ替え。　１６位が入れ替え戦に回ります。

また、Ｊリーグ準加盟チームである『ガイナーレ鳥取』、『ニューウェーブ北九州』、

『町田ゼルビア(２０１０年は断念)』が昇格した場合は、降格枠が減っていきます。

降格の可能性があるのは１２位のジェフリザーブズから下。

気がつけばリザもこの位置(汗)。

序盤はホンダロックと一緒に上のほうにいたのにね。

シーズン中盤で離れたんですけど終盤でまたご近所さんです(汗汗)。

そのホンダロックもＪＦＬ残留決定まであと１勝。

この日は２００９ホームラストマッチ、重要な試合です。

対するガイナーレ鳥取もＪ昇格するためには負けられない試合。

昇格の条件である『４位以内』まであと１ランク上げる必要があるのだから。

熱く激しい試合が予想されました。

試合会場はいつもの宮崎市生目の杜運動公園陸上競技場ではなく、

そこからはるか西に進んだ小林総合運動公園市営陸上競技場。

車で３０分で行けるので近い近い。

だからキックオフ１時間前にあわてて家出ても間に合うのです。

いやっ、体が睡眠を求めてたものでつい・・・(苦笑)。

焦った～。

このフラッグも今年は何回も見てきました。

ご覧の通り今日のコンディションは雨。

とにかく寒かった(汗)。　気温１１℃。

屋根はあるけど横雨で濡れちゃうんですよね。

寒さで手が痛くて痛くて。　試合中もずっと震えてました。

だから写真もちょっとしか撮ってないです(←いいわけ)。

この試合、ガイナーレ鳥取サポもたくさん来てました。

Ｊを狙うチームのサポはこうでなくちゃ。

ついでにテレビ中継もあったみたいです。

中海テレビって鳥取の放送局なのかな？

写真じゃ分かりにくいけど、ボードを使って実況と解説者が話してるところ。

客席と隣り合わせの実況席だったけど、

ちゃんとＡＤさん(？)が画用紙に文字を書いて指示出してました。

あのテレビでよく見る風景です。

周りで子供がキャッキャキャッキャ言ってたけど声は入ってなかったのかね(笑)？

さあ、選手入場です。
　　
左はお馴染み赤きユニフォームのホンダロックイレブン。

天皇杯ではヴェルディを破ってグランパスに惜しい試合を見せてくれました。

右はガイナーレ鳥取。

残念ながらジェフリザーブズから移籍した奥山はベンチ。

あの野人岡野は元気にスタメン出場。

子供達から『岡野～』って声援が飛ぶかと思ったけど、それは無し。

さすがにフランスＷ杯予選から１０年以上経ってるからね～。

最近のサッカー少年は知らないよね(汗)。　下手したら生まれてないし(汗汗)。

さて試合ですが、順位どおりの展開。

攻める鳥取、守るロック。

中盤はほとんど支配され、鳥取に押し込まれてました。

とにかく相手の方がパスのスピードや寄せが早い。

それでも最後の所で自慢のディフェンス力を発揮。

ホンダロックもボールを奪ったら素早く前線にパス。

何度も何度も裏を狙うけどオフサイドの罠にひっかかってしまいます。

対する鳥取も岡野ミサイル発射(爆)！

前半の中盤にロックの左サイドの裏を狙われコーナー近くでファール。

このセットプレーからクロスを決められ失点。

０－１。

正直この１点は重いな～って思いました。

ここまでロックが点を奪える気配がなかったから。

それでも前半の終盤に右コーナーキックを獲得。

ワンチャンスをものにして同点！！

前半を１－１で折り返します！

ハーフタイム・・・おっじご(すごく)さみぃ～～。

前半結構ぎゅうぎゅう詰めで立ち見してたけど、寒さからか人が少なくなってしまった。

楽になったけど・・・風が痛い。

そして後半、ようやくエンジンのかかったロックは鳥取と互角の展開。

相手のゴールを脅かすシーンも増えてきました。

鳥取ＧＫはシュナイダー 潤之介。

逆転できるか・・・そう思い始めたその時！

後半２５分くらいにミスから逆に鳥取にゴールを奪われて失点。

ボールが変な起動を描いたのが自分でも分かりました。

多分無回転だったんじゃないかな？

ロックキーパーも触るのが精一杯。　弾いたボールはゴールの中へ。

痛い失点。

さらにその直後にも失点。

悪夢の時間帯。　一気に１－３となってしまいました。

申し訳ないけど『ここまでか～』って思いましたよ。

鳥取の選手たちも少しずつ時間つぶしに入ります。

選手交代をしつつ果敢に攻めるロック。

それでも時間はどんどん過ぎていく。

しかし後半４０分くらいにゴール前の混戦からロックの１０番水永選手が押しこみ１点差！！

２－３。

それでも残留確定まであと２点が必要。

それにここはホーム、『負けるわけには行かない』そんな雰囲気ビンビン。

応援もすごく熱かったです。

勢いは完全にロック。

その勢いに押されてか鳥取が１人退場。

そしてミドルレンジからのこぼれ玉をシュートで狙うもバー直撃！！

もう寒さなんか忘れて力入りまくりですよ。

そしてロスタイムにまさかの展開！

ペナルティエリアに切り込んだところでＰＫ奪取！！！！！

まさかの展開です。

決めれば同点、はずせば敗戦。

結果は・・・・・！？

コースは甘かったけど勢い良く突き刺してゴール！！！

まさかのロスタイム弾で会場大興奮！！

コーチ陣も思わず飛び出します！

結果、このまま３－３でホイッスル。

ホンダロックは勝ちにも等しい引き分けでホーム最終戦を締めくくれました。

本当に手に汗握る熱い試合を見せてくれましたよ。

それでもＪＦＬ残留を決める事はできず・・・。

ガイナーレ鳥取も昇格争いから後退。

選手、サポともかなり肩を落としてました。

日曜日、試合が終わった時点での順位。（北九州と高崎は１試合少ない）

順位　チーム名　　　　　　　　　　　　勝ち点　得失点差
　１　ＳＡＧＡＷＡ ＳＨＩＧＡ ＦＣ　　６３　　＋２３
　２　横河武蔵野ＦＣ　　　　　　　　　５９　　＋１４
　３　ソニー仙台ＦＣ　　　　　　　　　５６　　＋１６
　４　ニューウェーブ北九州　　　　　　５４　　＋１７
　５　ガイナーレ鳥取　　　　　　　　　５３　　＋２６
　６　町田ゼルビア　　　　　　　　　　５３　　＋８
　７　Ｈｏｎｄａ ＦＣ　　　　　　　　 ５１　　＋１４
　８　ＴＤＫ ＳＣ　　　　　　　　　　 ４６　　－１４
　９　ＭＩＯびわこ草津　　　　　　　　４５　　＋５
１０　佐川印刷ＳＣ　　　　　　　　　　４４　　＋９
１１　Ｖ・ファーレン長崎　　　　　　　４４　　－３
１２　ジェフリザーブズ　　　　　　　　４１　　－８
１３　ホンダロック　　　　　　　　　　４０　　－１
１４　流通経済大学　　　　　　　　　　４０　　－１３
１５　アルテ高崎　　　　　　　　　　　３９　　－１１
１６　ＦＣ琉球　　　　　　　　　　　　３８　　－１４
１７　ＦＣ刈谷　　　　　　　　　　　　２８　　－２６
１８　三菱水島ＦＣ　　　　　　　　　　１５　　－４２

ＳＡＧＡＷＡ ＳＨＩＧＡ ＦＣがジェフリザーブに勝ったためＪＦＬ優勝が決定。

ホンダロックもＦＣ琉球が勝ったため残留は持ち越し。

が！？！？！？！？

今日、後期１６節の残り試合であるアルテ高崎×ニューウェーブ北九州が行なわれ、

２－１で北九州が勝ったため４位以内が確定！

したがって降格枠がひとつ減ってホンダロックの残留が決定しました。

もちろんリザーブズも！！　(リザが降格って話は結局嘘だったんだよね？)

これで来年もＪＦＬの舞台で全国のチームと戦う事ができますね。

本当におめでとうございます。

残り１試合、相手は優勝したＳＡＧＡＷＡ ＳＨＩＧＡ ＦＣですけど、

今日のような熱い試合を期待します！

ガイナーレ鳥取も一つ上のソニー仙台が負けて鳥取が勝てば４位に入れます。

あきらめないでほしい。

この日は見れなかったけど、頑張れ奥山！！

２００９年、書いてきました観戦記もこの試合で最後。

お付き合いしていただき本当にありがとうございました。

また来年も頑張って書いていきたいですのでよろしくおねがいします。