通勤事件簿

事件は朝起きた・・・。

私は車で通勤するのだが、その間の約３０分、ＣＤを聴いているのだ。
時には安らぐインストルメンタルな曲、時には唄えない洋楽のロックな曲を聴いている。
これで自分のテンションを調節するのだ。

今朝は違った。

音が聞こえてこない。
ってゆうかＣＤが認識されない。
しかも出てこない。

イジェクトボタンを連打、連打、連打・・・。
やってはいけないのだろうけどやってしまう。焦っているのだろう。

結局通勤中は聞くことができず、テンション最悪のまま出社。
音なし通勤がここまで寂しいとは・・・。

仕事中、そのことが脳裏をうろうろ。
ペン立ての中にあるピンセットが嫌にも目に入る。
取り出せってことなのか。

帰るときにはピンセットの存在は忘れていたのだが。

そして車のカギを開け、乗車、エンジンをかけてみる。

すると、ウィーンガチャンガチャンと聞きなれた音が。
ＣＤが出てきたのだ。

？？？とわけがわからない自分。
とりあえず修理屋に持っていったり無駄な出費はしなくてすみそうだ。

原因がわからないがＣＤを再挿入。
この辺の警戒心の無さが自分の悪いクセだと思う。

帰りは聴き慣れた音が懐かしく感じ、心地よい風を感じながら帰宅できた。

一件落着でいいや。