※テレビ観戦
日本一過酷な、歓喜の一戦。
残念ながらジェフは歓喜へとたどり着くことができず、同時に4年目のJ2を戦う事が決まってしまった。
緊迫した試合はジェフが主導権を握っていた。 決定機も多く作ったのはジェフ。
相手以上に勢いを持ってこの試合に臨むことができている。 そう感じた。
スコアレスのまま時は進み、迎えた86分に国立が湧き上がる。
途中交代の林に抜け出され、浮かされたボールは岡本を越えゴールの中に。
自分たちが最もよく知る危険な男に決められた。
ジェフもすぐにトーレを投入しパワープレーを仕掛けるが、焦りからが上手くボールを送ることができない。
恐ろしく早く過ぎて行ったアディショナルタイムの5分間、そしてホイッスルが響き渡った。
雨の中動けない選手たち。 そして自分の頬もいつの間にか濡れていた。
過去2年とは違う悔しさ。
昇格にはあと一歩の所で手が届かなかったけど、それでも選手たちはよく戦った。
最高のメンバーで最高の時を過ごさせてもらった。
国立をまっ黄色に染めて盛り上げてくれたサポーター達も本当に感謝の気持ちでいっぱいだ。
だけど今はとても辛い。 下しか向けないよ。
それでも僕らは再び歩き出さなければいけない。
叶う事なら『継続』という武器を持って。