『千葉に別れ…巻がロシアリーグ移籍を決断』
この事を聞いて本当に驚きました。
ワールドカップが終わり、明後日からいよいよJリーグ再開。
韓国キャンプ、館山キャンプと充実した中断期間を終え、
とても楽しみな気持ちを持って試合を迎えようと思ってた矢先の出来事。
まだ公式な発表はされてませんが、
移籍先はロシアプレミアリーグ、FCアムカル・ペルミというチームらしいです。
自分は昨年、巻の事を取り上げたときに、
『もっと自分の事を考えてもいい 優先させてもいい』、そう言いました。
それは決して巻に愛想が尽きたからじゃない。 尊敬する巻の事を考えての発言。
チームキャプテンにこそあまりならないものの、
ジェフで一番前に立って何もかも背負い込んで苦しむ姿を見てきてたから。
山岸や羽生、勇人、水本、水野など主力大量流出した時もジェフの為に残ってくれたのが巻でしたし。
『ジェフのためにチャレンジしよう それがエースとしての責任』
1年前の言葉ですが、チームへの気持ちとその責任感をすごく感じてました。
J2よりかは他チームへ移籍することでもう一度ワールドカップの舞台へ立てるんじゃないかと。
それでも巻は今年もジェフに残って一緒に戦ってくれてました。
巻の移籍は覚悟してた自分。
しかしいざこうやって不意をつく形で聞かされると、正直ショックを隠せません。
ここまで16戦終えていまだノーゴール。
試合はほとんど見れてないので戦術的な事は詳しくは分かりませんが、ベンチを温める日が多い状況。
参戦した大分で後半頭から出てきた時にはすごくゴールを期待しました。
フクアリでも愛媛戦で久しぶりに先発出場した時は誰もが同じ気持ちだったと思います。
それだけ巻はジェフの象徴として存在していたんでしょう。
もうすぐ30歳を向かえる巻。
チャレンジできるのも残り少ないでしょう。
ジェフ一筋じゃなくなるのは本当に寂しいけど、自分自身の為。
J1昇格を他のみんなにたくして、行って来い巻。
もしかしたらもう二度と黄色いユニフォームを着ることがないかもしれないけど、
前線で必死にボールを追う姿を見せてほしい。 そして泥臭くゴールを奪う姿を。
頑張れ、巻誠一郎。