ゴマの足跡日記 2歩目

2019年8月23日に11年過ごしたYahoo!ブログから引っ越してきました。

立石智紀選手 現役引退

今日、ジェフのホームページにて立石の引退が発表されました。
イメージ 1


来シーズンへの補強に注目していた中での寂しいニュース。



これでJリーグ開幕から在籍したジェフの選手はいなくなる事に。


立石はリーグ106試合、ナビスコカップ19試合、天皇杯5試合と

16年間の選手生活としては出場試合数は決して多いとはいえません。

絶対的守護神下川、そして櫛野と正ゴールキーパーの座を奪われ、長い間ベンチを温めていました。

チームは常に下位で観客も少ないシーズンも知ってます。

1998年に1度アビスパ福岡にレンタル移籍しましたが、気持ちはジェフにあったと思います。

10年以上もベンチを温めてましたがそれでもジェフに居続けてくれたのも何かを感じます。

そしてここ何シーズンかはゴールを守る守護神に。


成績が上位、下位関係なく苦しい試合の多いジェフ、

1点を守りきらないといけない試合で一番後ろから若い選手達を支え

最後のラインを死守してくれていた姿はまだ記憶に新しいです。


そして立石といえば今や日本を代表するガンバ大阪 遠藤とのPK。

2度対戦してどちらもストップ。


2005年11月5日 ナビスコカップ決勝

PK戦で1番手だった遠藤のキックを右へ飛びはじき出す。

このファインセーブでジェフの初タイトルに貢献してくれました。

そしてMVPも獲得。 

立石にとってはこれが選手生活最高の時だったんじゃないでしょうか。


そして翌年の2006年8月8日 A3チャンピオンズカップ 第3戦

遠藤は前回の失敗が頭にあったんでしょうね。

じっくり踏み込んでいったんですがそれでも立石は動かず、

そしてボールの方向をしっかり読んで左に飛びボールは胸の中へ。

残念ながらこの試合は負けてしまいタイトル獲得とはいきませんでした。



立石vs遠藤は立石が勝ってると思ってる方が多いと思いますがそうでもないんです。

遠藤のもうひとつの武器、フリーキック

記憶にある限りではこちらも2本決められてます。

PK止めたA3と、同2007年13節のフクアリで。

だから対戦成績は五分五分と言ってもいいんじゃないですかね?

とても楽しませてくれましたよ。

この対決、真剣勝負でもう一度見たかったですね。


来シーズンからはクラブスタッフとしてジェフを支える立石ですが、

ジェフで引退してくれた事は自分はすごく嬉しく思ってもいます。

長いシーズンジェフを支えてジェフで終えた選手は数えるほどしかいなかったと思いますし。

下川も中西も後藤らも引退したのは別なチーム。

江尻くらいしかちょっと思いつかないです。


その江尻も帰ってきますし2人で2009年を引っ張っていってほしいですね。

臨海魂を。





立石智紀選手、本当にお疲れ様でした。 そしてこれからもジェフを支えてください。