新燃岳の噴火

宮崎県と鹿児島県の県境に連なる霧島連山、その中にある新燃岳がついに噴火しました。

小規模な噴火は先週から見られてましたが、

この日は朝７時半に噴火して噴煙が１５００ｍ以上まであがったらしい。

自分の街に影響が出だしたのは午後３時頃だったでしょうか。

空に黒い塊が流れてきました。

それを見た多くの人が『この世の終わりみたい』だと口にしてましたね。

それもそのはず、宮崎でこういう光景は今までありませんでしたから。

桜島から火山灰が飛んでくる事はあっても、噴煙までは流れてきませんし。

そして気が付けば空は真っ黒。

建物の壁や窓には『パチパチ』と何かが当たる音。

灰に混じって噴石も風に運ばれてきたようです。

窓も戸も開けられない。　微かに硫黄の匂いも。　成す術なしです。

そして仕事が終わる１９時、タイムカードを押して外に出たら驚きましたよ・・・。

歩くたびに『ジャリッ、ジャリッ』って音がするくらい灰と噴石がつもってるじゃないですか。

もちろん車が通るたびに灰が舞い上がって辺りは真っ白。

そして駐車場へ。　自分の車をみて呆然。

積もりすぎやろ・・・？

噴石というか砂利やし。

暗いからまだ分からないけど、これって車に傷とか・・・(汗汗汗汗汗)？

（市内じゃ２、３センチの噴石で車の後部ガラスが割れたとの報道も・・・）

とりあえず家に帰りたいけど、もちろんフロントガラスも最悪な状態。

ワイパーとか使えば絶対傷が付くだろうし(爆)。

だから息で灰を吹き飛ばして辛うじて視界を確保。

帰り道もま～～～酷いもんでしたよ。

センターラインなんて灰で埋まってるもんだから見えもしない。

だからタイヤの後をたどって走りました。

走るたびに『パチパチ』と噴石が車に当たる音がするし、大型トラックとすれ違えば埃まみれになるし。

平均４０キロスピードで帰宅しました。

帰宅後はすぐに洗車。

寒い中洗い流したけど、これってボンネットの中とか大丈夫なのかな・・・？

その新燃岳ですが、この記事書いてる今現在もずっと地響きが続いてます。

『ゴッ・・・ゴゴゴゴゴゴ・・・』って感じ。

朝起きたらどうなってるんだろうね？　さらに噴火してたらどうしよう・・・。

自分が住んでる所って、山から離れてるとは言えないのでちょっと心配ではあります。

早く納まって欲しいもんですね・・・。

ＰＳ.某有名マンガ家さんがツイッター上で宮崎を心配なさってたので、現状を教えたらお返事いただいた。

　　 これにはビックリしました。　霧島の温泉にいらした事があるらしいです。

　　 静まったらまたお越しください。