今宮崎県が深刻な状況です。
豚や牛などに感染する病気で、感染した家畜が発見された場合は殺処分されてしまいます。
その被害の規模ですが、 GW前の4月中旬に発見されてからこれまで累計70例を越え、
殺処分対象も75000を越える数です。
正直まだ拡大中。
Twitterで東国原知事のつぶやきを毎日チェックしていてもその深刻さが本当に伝わってきます。
自分も車を走らせると牛や豚を飼われている方々の家の前を毎回何十件と通るのですが、
出入り口に撒かれた消毒の為の白い粉を見るたびに実感してしまいますし。
農業県である宮崎にとって本当に苦しい状況。
タイミングがGW中だった事もあって、某県では宮崎への観光を控えるようにと通達したと聞きました。
宮崎ナンバーの来県拒否の噂も。
実際は分かりませんが聞いた時には本当に悲しかったです。
大分へ行ったときには24時間体制で見張ってるトラック等の消毒ポイントを何箇所か見かけました。
そんな中、素晴らしいニュースが今朝のラジオから聞こえてきました。
獲得した賞金1200万円を、口蹄疫被害が拡大している宮崎県に全額寄付するということらしいのです。
とても心温まるニュース。 本当に立派です。
被害にあわれた方々もかなり励まされる事でしょう。
今回の被害も国が全額補償するという話も聞かれてますし、
畜産家の方々も何とか今の苦しい時期を乗り越えて欲しいものです。
口蹄疫は家畜伝染病なので人にうつりませんし、市場に出回ることも無いです。
万が一摂取しても人体には影響は無いとの事ですので。
何でこの事を記事にしたかと言うと、
自分の実家も昔は牛を飼ってたので他人事じゃないんですよね。
今は婆ちゃんが年をとったということもあってやめてしまいましたけど、
それでも近所にはたくさんの方が牛や豚を育ててます。
このニュースがどのくらい全国へ広まってるか分かりませんが、
この記事をご覧になる方だけでも理解していただいて、
安心して宮崎の食材を手にとってくれれば幸いです。
そして、一日でも早く収束してくれることを願います。